大麻使用者の90%以上は依存症ではなく、社会的に機能していることが明らかに
- 2021年12月21日 10:00:00
- マネー
- Dream News
調査は国立精神・神経医療研究センターと本学会理事が所属する一般社団法人Green Zone Japanの共同で、国内在住の違法大麻使用者を対象とし実施され、SNSを用いたオンライン・アンケート記載の呼びかけに4138件の有効回答が寄せられました。回答者は男性が82%、平均年齢は32歳であり、回答者の95%が日常生活において社会的な役割を果たしていました。
大麻によってもたらされる健康被害について、大麻依存症の恐れがある使用者は8.3%でした。妄想や嘔吐などの一過性の不快体験は38.5%に認められましたが、何らかの救護を必要とするものは0.1%に留まりました。また大麻使用を契機とした慢性の精神症状(幻覚など)を訴えたのは1.3%でした。この結果は、大麻の安全性が従来考えられているよりも高いことを示唆するものです。
近年、大麻をめぐる法規制は国際的に緩和傾向にあり、2020年には国連麻薬委員会は大麻の安全性評価を見直し、医療用途を公式に認めています。国内でも医療目的の大麻使用を限定的に認める方針が厚労省によって示されると同時に、大麻使用罪の創設を含む規制強化が検討されています。これに対し一部の有識者からは、逮捕などの司法介入による社会的なダメージが、大麻の健康被害を大きく上回っており、本人の更生に悪影響を与えていると懸念の声が上げられています。
今回の研究成果について、共同研究者であり国立精神・神経医療研究センターの松本俊彦医師は「これまでわが国には大麻使用の健康被害に関する大規模調査が存在せず、精神科医療にアクセスした、きわめて稀少な、偏った症例報告をもってその健康被害が論じられてきた。もちろん、インターネット調査という方法論上の限界があるものの、わが国では画期的な大規模調査であり、現状では国内にこの限界を克服した調査が存在しない以上、本研究から得られた知見を無視することはできず、わが国の薬物施策の企画・立案にあたって重要な基礎資料としての価値がある」とコメントしています。
研究結果の詳細は12月発行の日本アルコール・薬物医学会雑誌に掲載の予定です。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000250602&id=bodyimage1】
表1:調査結果の概略
論文名:SNSを活用した市中大麻使用者における大麻関連健康被害に関する実態調査ー第1報ー
著者:正高佑志(研究責任者)、杉山岳史、赤星栄志、松本俊彦
掲載誌:日本アルコール・薬物医学会雑誌 56巻4号(通巻第288号)
発行:一般社団法人 日本アルコール・アディクション医学会
ISSN:1341-8963
日本臨床カンナビノイド学会
2015年9月に設立し、学会編著「カンナビノドの科学」(築地書館)を同時に刊行した。同年12月末には、一般社団法人化し、それ以降、毎年、春の学術セミナーと秋の学術集会の年2回の学会を開催している。2016年からは、国際カンナビノイド医療学会;International Association for Cannabinoid Medicines (IACM)の正式な日本支部となっている。2021年4月段階で、正会員(医療従事者、研究者)101名、賛助法人会員14名、 賛助個人会員27名、合計142名を有する。http://cannabis.kenkyuukai.jp/
日本の大麻取締法
我が国における大麻は、昭和5年(1930年)に施行された旧麻薬取締規則において、印度大麻草が≪麻薬≫として規制されてきた。第二次世界大戦後、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)により印度大麻草と国内の大麻草は同一だと指摘を受け、一旦は、大麻草の栽培等の全面禁止が命じられた。ところが、当時の漁網や縄などの生活資材に必要不可欠であり、国内の農家を保護するために大麻取締法(1948年7月10日制定、法律第124号)を制定した。医師の取り扱う麻薬は、麻薬取締法(1948年7月10日制定、法律第123号)となり、農家が扱う大麻は、大麻取締法の管轄となった。その後、化学繊維の普及と生活様式の変化により、大麻繊維の需要が激減し、1950年代に3万人いた栽培者が1970年代に1000人まで激減した。欧米のヒッピー文化が流入し、マリファナ事犯が1970年代に1000人を超えると、それらを取り締まるための法律へと性格が変わった。つまり、戦後、70年間で農家保護のための法律から、マリファナ規制のための法律へと変貌した。2018年の時点で、全国作付面積11.2ha、大麻栽培者35名、大麻研究者401名。この法律では、大麻植物の花と葉が規制対象であり、茎(繊維)と種子は、取締の対象外である。栽培には、都道府県知事の免許が必要となるが、マリファナ事犯の増加傾向の中、新規の栽培免許はほとんど交付されていない。また、医療用大麻については、法律制定当初から医師が施用することも、患者が交付を受けることも両方で禁止されたままである。
配信元企業:一般社団法人日本臨床カンナビノイド学会
プレスリリース詳細へ
ドリームニューストップへ
イートン、電動商用車向けに高出力ヒューズを発表
TikTokを賑わす「フエラムネごめんなサイダー味」がセブンイレブンで再販!じゅるるマスカットも買うなら今!
スペインリーグ分配金事情 6位Rソシエダードは約133億6000万円、優勝Rマドリードは?
何があった!?「エアコン」が想定外の壊れ具合!投稿者に話を聞いた
【暑くなる季節に食べたい】ラーメン? そーめん? ヤマサの『麺屋一杯』で夏の食卓を彩ろう!
上川外相「うまずして……」悪質な切り取りにミスリードを誘うマスコミ、もはや何でもありなのか
マウンテンリサーチ初となるテントを筆頭に、ギアが大豊作。
ロッチ中岡創一が結婚 オリラジ藤森慎吾、ミキ亜生らも/最近結婚した主なお笑い芸人
【こんな人】結婚発表のロッチ中岡創一、ロケでスタッフを感動させた自然体な“おとこ気”
新婚ロッチの中岡創一、周囲も祝福「1番面白かったのは島崎和歌子さん」婚姻届サインは出川哲朗
何があった!?「エアコン」が想定外の壊れ具合!投稿者に話を聞いた
大谷翔平が不運な判定で2度見逃し三振 「えん罪退場」で話題の球審は引き揚げる大谷にブチギレ
玉置浩二の妻、青田典子(53)の現在がとんでもない事になっていると話題に
吉野家が「マスク外し強要疑惑」でプチ炎上、店員さんに聞いてみると……
元めちゃイケメンバーの三中元克(32)現在は何をしているのか調べてみた!
マンション刺殺、被害者は19歳大学生の女性 大阪・枚方
藤田ニコル「脱ぐ予定なかったのですが気づいたらノリノリで…」ヒョウ柄水着姿に大反響
ユーチューバーもこう氏、元彼女・成海瑠奈について赤裸々告白
3度逮捕の38歳小向美奈子「今はやってないですよね?」の直撃質問に”回答”
ガーシーが綾野剛のLINE公開でネット騒然「ショック」「すごいエンタメ」
何があった!?「エアコン」が想定外の壊れ具合!投稿者に話を聞いた
岡本夏生(56)、1600日ぶりにブログを更新した現在が衝撃
玉置浩二の妻、青田典子(53)の現在がとんでもない事になっていると話題に
ユーチューバーもこう氏、元彼女・成海瑠奈について赤裸々告白
ヒカル、浮気相手とのLINE流出にドン引きの声「キモすぎる」「吐きそう」
元めちゃイケメンバーの三中元克(32)現在は何をしているのか調べてみた!
ガーシー、またも綾野剛の暴露写真でネット歓喜「この写真見て笑っちゃう」
完全にダマされた! 『ラヴィット!』あのちゃん“事故レベル”大暴走は『水ダウ』遠隔操作のしわざだった ネットも納得
大谷翔平が不運な判定で2度見逃し三振 「えん罪退場」で話題の球審は引き揚げる大谷にブチギレ
ガーシーが綾野剛のLINE公開でネット騒然「ショック」「すごいエンタメ」
TikTokを賑わす「フエラムネごめんなサイダー味」がセブンイレブンで再販!じゅるるマスカットも買うなら今!
イートン、電動商用車向けに高出力ヒューズを発表
スペインリーグ分配金事情 6位Rソシエダードは約133億6000万円、優勝Rマドリードは?
何があった!?「エアコン」が想定外の壊れ具合!投稿者に話を聞いた
【暑くなる季節に食べたい】ラーメン? そーめん? ヤマサの『麺屋一杯』で夏の食卓を彩ろう!
上川外相「うまずして……」悪質な切り取りにミスリードを誘うマスコミ、もはや何でもありなのか
マウンテンリサーチ初となるテントを筆頭に、ギアが大豊作。
BTC反発、6.8万ドルも視野に、質への逃避の買いも【フィスコ・暗号資産速報】
ロッチ中岡創一が結婚 オリラジ藤森慎吾、ミキ亜生らも/最近結婚した主なお笑い芸人
【こんな人】結婚発表のロッチ中岡創一、ロケでスタッフを感動させた自然体な“おとこ気”